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確定拠出年金を導入しました⑥(担当役員への説明をどうするか)

前回、ご紹介した確定拠出年金を社内に導入して「社員が知る」ためには、

 

  1. 総務部長の理解を得る
  2. 担当役員(管理本部長)の理解を得る
  3. 取締役会で承認を得る
  4. 組合の承認を得る

 

というややこしいステップが必要になります。

 

その中でも

 2.担当役員(管理本部長)の理解を得る

ことが最大の難関でした。

 

ここで少し担当役員の横顔を紹介しましょう。

 

  • 3年前に管理本部長として入社した
  • 社内では本流ではなく傍流
  • 積極的ではなく保守的

 

というプロファイルを考えると、

世間でまだまだ ‟変わり者” の存在である確定拠出年金が当社にスムーズに導入されるためにはハードルは高そうでした。

 

そのため、まずは総務部長に新しい企業年金に、確定拠出年金を導入したい旨を話したところ、大筋では承認してもらえましたが、やはり担当役員である管理本部長は確定給付年金(DB)をおとなしく導入すれば問題ない。と考えているとのことでした。

 

そこで、プレゼンテーションの基本である

 

‟自分がやりたいことではなく

 相手のメリットは何になるかを伝える

 

を考え抜いてみました

 

そこで見えてきたものは、

 

管理本部長が比較的対立軸にある社長や営業系の役員に対して

 

確定拠出年金を導入すると会社にとってメリットがある”

 

ことをスムーズに伝え、管理本部長としての成果をあげることが必要と考えました。

当社の文化としては

 

人材の成長 < 会社の数値

 

という面があるため、

 

  1. このまま会社が成長し、勤続年数が延びる
  2. 確定給付年金では会社が用意する退職金が膨大する
  3. 純利益に影響を及ぼす
  4. そのため財務に影響しない確定拠出年金を導入するべき

 

という、ホラーストーリーを中心として資料を作成しました。

 

しかし、ストーリーや論理的には問題ないものの、企業年金確定拠出年金に全てしてしまうのは、当社の保守的な社風も踏まえると実現可能性はかなり低いと考えられます。

 

ですから次に当社として実現できそうな確定拠出年金はどのような内容だったら良いかを設計する必要が出てきました。

 

つづく